創業時からの手作りの味 金太郎飴さん

image

「どこで切っても同じ顔」の金太郎飴。江戸時代から老若男女に愛され続いている東京の名物、それを店名にする飴屋「巣鴨・金太郎飴」。
巣鴨地蔵通り商店街のとげぬき地蔵様の正面で60年以上飴を造り続けています。
創業時から継がれている手造りは「巣鴨・金太郎飴」のこだわり。
三代目となるご主人はほぼ毎日お店の2階で飴を製造しています。ひとつひとつ心のこもった飴からは大量生産では味わえない、手造りならではの温かさを感じます。
人気商品はお地蔵様の御姿を形取った地蔵飴。店の名前になっている金太郎飴ももちろん不動の人気です。
平日だったにもかかわらず店内はかなりのお客様で賑わっていて、インタビュー途中にも次から次へとお客様が入ってきました。
年配の方だけではなく、若者や金太郎の飴を食べて育った親が自分のこどもを連れてくる家族連れなど客層は様々。
‘外国人観光客もたまにいらっしゃるけど、みんな日本語が上手なんですよ~
言葉が通じなくて困ったことはあまりないですね。ハハハハ~(斎藤さん、従業員)

「ミャンマーで手作りといえば、黒砂糖ぐらいしかないです。金太郎アメは、歴史も有りながら、和風のいろいろな形の手作りで作られて、日本のお土産としては最高です。(ナン モィ ポンさん)」

「経済と科学技術が発達している現在では、歴史のある伝統的な店はだんだん減っていくと気づきました。これから、伝統工芸を次世代の人に伝えるのは重要な課題だと思います(鄭 蓀さん)」

「手作業がとても素晴らしいと思い買ってきました。食べたいと思いましたが、食べていません。とても可愛いので飾っています。見ていると自分まで可愛くなるような気がしました。(グェン ティー グック ハンさん)」

「忙しい中でも終始一貫笑顔で接客をこなす斎藤さん。おもてなしの町、巣鴨にうってつけのとても素敵な方でした。  巣鴨・金太郎飴、一回覗いてみることをお勧めします!(尹 政炫さん)」

取材:尹 政炫さん(韓国)、ナン モィ ポンさん(ミャンマー)、鄭 蓀さん(中国)、グェン ティー グック ハンさん(ベトナム)

image

特集トップへ戻る 前のページへ 次のページへ

留学生たちから見た地蔵通り商店街

  • 一覧ページへ→
    学生さんたちが自ら訳した日本語原稿をそのまま掲載しています。
    ※画像は手書きの母国語原稿です。

編集:株式会社ワンダーネスト